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なぜ 8050.co.jp なのか?

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現代問題研究所は今年で創立33周年を迎えます。昭和62年に当時の若者たち、小、中、高校、大学生をターゲットとしたメディア嗜好調査と情報接触量をFACOM(富士通のメインフレームコンピュータ)を使用して重回帰分析を独自に調査集計、分析レポートを出してから平成という時代を挟み、さまざまな事業支援を行ってまいりました。

「8050問題」は、マーケティング用語で言うならば、非常にキャッチー(刺激的・センセーショナル)で、かつ日本固有の問題です。以前は8020運動、というのが盛んで、これは80歳まで20本の歯を残しましょうね、という啓発活動でしたが、日本人はこうした「製品型番のような数字の並び」が大好きな国民でもあります。

「はちまる、ごーまる」という発音も、8020にならったものですが、0を「マル」と発音することは日本人がよく宿泊するような海外のホテルでも有名です。語感、発音からは想像できないほど深刻かつ(特に当事者にとって)絶望的な社会問題です。

8050問題は、大きく言えば今の日本の社会、あるいはたまたま置かれた自分の環境、それは学校であったり、会社の人間関係であったり、失職やけが、病気などによる挫折だったり、原因は様々ですが、それにより希望を失って、自分自身に対する希望も失ってしまって立ち直れない、頑張れなくなっちゃった人たちと、その状態が長期化することによって困ってしまった家族やコミュニティの問題という言い方もできます。

2001年に911があったり、その後リーマンショックがあって、全世界的なモラルハザードの波が押し寄せたことにより、日本でも、それまでの常識とか価値観が崩壊し、「金がすべて」「金のためならどんな悪いことでもするのが当然」という価値観が追認されてしまいました。それまではそういう考え方は「なにわ金融道」のようなフィクションの世界のことだと思っていたのが崩れたのです。

ちょうどそのころに思春期だった人たちは心に大きな傷を負いましたが、日本の大人たちは自分たちのことでいっぱいいっぱいだったため放置されてしまいました。それどころか、「若者たちの価値観が変だ」と斬って捨ててしまったのです。

当時の20代は、もう「結婚は損」「深い関係はめんどくさい」と言っていました。インターネット出会い系サイトなどで、少年たちや児童を騙す劣悪な大人がはびこったのに厳罰を科されることもなかった時代です。現代の社会問題の種がほとんどこの時代に作られたのに子供を守る大人はどこにもいなくて放置されてしまった結果として、今があります。

テレビ・新聞を中心とする大手メディアは、団塊の世代以上をメインターゲットにしたままジリ貧になってしまったのですが、未だに若者を救うのではなく高齢者のオレオレ詐欺問題をリピートしているだけです。

お金がすべて、お金のためならなんでもやる、という価値観のもとに育ってしまったため、私どものような救済活動をしているものでも詐欺師呼ばわりされることもあります。何十年もメディアから見向きもされなかったわけですから、突然親切にされても戸惑ってしまうようすです。

私どもの通貨は「人から感謝されること」です。「人間同士の信頼関係」こそ私たちにとっては金なのです。いささかオカルトのように感じるかもしれませんが、他人から感謝されることで若返ることができる、という研究もありますし、社会との関係性が強い人は認知症や要介護になりにくい、というデータもあります。

引きこもってしまっている人は、人とできるだけ関わらない生活をしていることと多くは老親と生活していることからその口癖などが伝染し、年齢の割に老けて見える場合もあります。その一方、心の中は、引きこもり生活を始めたころの意識から変わっていないため、本当に幼く、その見た目と内面のギャップから、より社会復帰へのハードルが高くなってしまいやすい、ということもあります。

私どものスキルをもってしても解決いたしかねる場合もありますが、逆に言えば私どものような「現場の経験値」、常に社会を輪切りにして客観的に見た上で分析を施す訓練を積んできた人だけが解決しうる問題でもあることから、8050を私どものアイコンとして当面使用していくことといたしました。

また8050問題だけではなしに、7040問題ももちろん、引きこもりの低年齢化、長期化が進んでおり、さらに社会問題あるところには必ず差別と貧困の問題もあるため、軽々に扱われるべきものではありません。

不用意に家族だけで解決に挑もうとしてしまうと、問題はよりこじれるだけでなく潜ってしまったり、取り返しがつかない事態にも陥りかねません。さまざまな立場の専門家がいますが、簡単ではありませんし、単純化はもっとも危険で、結論を急いだり、決めつけたり、ということはけしてなさらないようにお願いいたします。

ご相談は遠慮なく問い合わせください。電話に出られない場合は、確認のためのお電話を差し上げることにしております。また事情によっては、土日、時間外の対応も行っております。

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